初投稿!簿記の借方貸方と一般に公正妥当な慣習 [複式簿記マスター]
どうも千日です。
新しくso-netブログにやって来ました。どんなブログにするかはまだまだ考え中です。仕事柄、簿記については得意なので、Book keeping=簿記という意味のタイトルにしました。
簿記の誕生は遡ること大航海時代です。ノートの左側に貸金の記録、ノートの右側に借金を記録していたのが起源と言われてます。
左側を借方、右側を貸方と言います。逆のように見えますけど、金を貸している人が記録するのは金を借りている人の名前ですからこれでいいんです。
貸方は貸した人の名前、ということです。はじめはちょっとわかりにくいですよね。大丈夫、すぐに慣れます。借方貸方という呼び方だけです。
現代の複式簿記では金の貸し借りだけ記録するなんてことはありませんので、上記のような意味は失われてます。左右と言っても差し支えありません。
ただ、経理を知っている人は皆『借方、貸方』と言います。しきたり=慣習みたいなものですね。
慣習といえば、企業会計というのは法律のようにかっちり規定されているもんだと思ってる人が多いと思います。
実はその本質は『慣習』なんですよ。もちろん表面的には会社法や金融商品取引法によって法律で決まっている部分が大きいんですが、その基礎になっているのは、昔から商人が綿々と続けてきた慣習なんです。
『昔からそうしてきたし、みんなもそうしてるから…そういうもんでしょ?』というのが基礎なんです。